『002.いいセラピストになるために学ぶべき大事なことは?』


本気で上達したい場合は、やっぱり基礎が大事です。

1)解剖学 (筋肉、骨、関節のこと)
& 機能解剖学 (それらの連動や働きを知ること)

2)生理学 (カラダのそれぞれの働きや機能のこと)

3)施術法 (できるだけ質の高いもの)

これらが、必須のベースになります。
なぜなら、1と2がないと、『診断』も『説明』もできないからです。

「どこが不調か、なぜ不調になっているのか?」(状態と原因)
がわからないと、ちゃんと元気になる施術はできません。
その力があってこそ、施術法が生きてきます。

どんなに良い薬を持っていても、『何病か?』がわからないと
処方できないのと同じです。下手をすると、逆効果にさえなります。

また、現代のセラピストは特に、これらだけでなく、

4)人間心理の基礎
5)コミュニケーション

・・・を、高いレベルで身につけていることが必要になってきます。
神経疲労から、心が弱っている患者さんが増えているという時代背景も
あります。(閉店する治療院の多くが抱えているのが、この能力不足です)

また、さらに差別化をはかれるぐらい上達したいなら、

6)体操作 (カラダの上手な使い方。疲れずに大きな力を出す)
7)気功

という2つを備えておけば、『全く同じ施術法』をしていても、
全く違う次元の施術効果を出せるようになってきます。

それぞれ、重要度がとても高いため、ERM協会の
整体スクールのプログラムにも組み込まれています。

項目がわかっていれば、ある程度は本などで自習もできます。
また、普段から意識して日常生活の中で鍛えることもできますので、
全体像として、ぜひ頭に入れておきましょう。